「ロブマイヤー」特別なあなたに贈るワイングラス
ワインが好きなあなた、大切な人に贈るワイングラス、自分へのご褒美に高級ワイングラス。
特別なイベントに欠かせない贈り物。
高級ワイングラス「ロブマイヤー」を送ってみてはいかがでしょうか?
ロブマイヤーの歴史
「ロブマイヤー」はガラス細工職人ヨーゼフ・ロブマイヤーによって創立された、オーストリアのガラス製品の老舗メーカーです。
1823年ウィーンに小さなガラス店をオープンしたのが始まりで、これが今日のロブマイヤーの礎となっています。
上質なクリスタル製品を扱っていたことから次第に人々に知られるところとなり、1835年にはヨーゼフ・ロブマイヤー自身のデザインによるテーブルセットを宮廷に納めたことから、ハプスブルク家から皇室御用達の称号を賜り、その名声を確かなものとしました。
その後は、時代を代表するすぐれた建築家やデザイナーを積極的に起用し、新しい時代を予見する斬新な作品を発表してきました。
1990年パリ万国博覧会をはじめ世界博覧会などで次々とグランプリやゴールドメダルを獲得し、そのクオリティは世界的な評価をえることとなります。
現在は6代目のレオニード・ラート氏のもと、創業当時からの伝統を守りガラス工芸の魅力を現代に伝えています。
高度の熟練技術から生み出されるガラス製品は、繊細な美術工芸を愛する世界の人々から高く評価されています。
テオフィル・ハンセン、ヨーゼフ・ホフマン、アドルフ・ロースなど名高い芸術家のデザインによって創造された名作の数々は、ニューヨークの近代美術館にあるデザイン・コレクション、ロンドンのヴィクトリア&アルバート美術館、ウィーンのMAK(応用美術館)などに展示されています。
ロブマイヤーは今日もなお卓越した工芸家とともに、時代のニーズに応えるガラス工芸品の創作に取り組んでいます。
ロブマイヤーの願いは、モダンな日常生活にふさわしいシックでエレガントなガラス製品を送り出すことです。
高級ワイングラス ロブマイヤーの特徴
ロブマイヤーの魅力はその優雅なデザインだけではありません。
その特徴は何といっても「薄さ」と「丈夫さ」にあります。
ヨーロッパを代表する高級メーカーのバカラやリーデルのグラスと比較すれば分かりますが、ロブマイヤーのグラスは驚くほど薄くそして軽いです。
これはクリスタルガラスの素材の違いからきています。
バカラやリーデルのグラスは「レッドクリスタル」という鉛の入った素材を使用しています。透明度が高く屈折率も高いので鋭い輝きを放ちます。また、繊細なカット装飾が可能な柔らかさ、そしてずっしりとした重厚感が特徴です。
一方のロブマイヤーが使っているのは、鉛を含まない「カリクリスタル」。この素材はクリスタルガラスに比べて、硬く丈夫なのでこれだけで薄く軽いグラスが作り出せます。透明感も高く、輝きがあり、また着色性や耐熱性にも優れたガラスです。
鉛を含まない環境に優しいグラスとして、2008年北海道洞爺湖サミット(環境問題がテーマ)でもロブマイヤーが使われ話題となりました。
ロブマイヤーのグラスはその素材を生かしたもっとも美しい製品であると評価されています。
それぞれのグラスはマイスターの称号を得た熟練した職人たちによる手造りの作品です。宙吹きのグラス成形、ハンド・カッテンング、コパーウウィール・エングレービング(銅のホイールによる文様の彫刻)などの技法を大切に守り続けており、一つ一つの作品には職人たちの熱い想いが込められています。
それぞれのグラスは手造りの、ただ一つの作品であり、繊細で美しいプロポーションと、グラスの口当たりの柔らかさがマシーンメイドにはみられない大きな特徴となっています。
ロブマイヤー社は純粋な手造りの職人技によるグラス、デザインの美しさを誇りにしているのです。
特別なあなたにおすすめする「バレリーナ」シリーズ
ロブマイヤーには「パトリシアン」や「アンバサダー」、「ロース」など名高い芸術家がデザインしたグラスがあります。
どれも美しいデザインですがなかでもおすすめしたいのが「バレリーナ」シリーズです。
ポール・ヴィーザーがデザインし、その美しいシェイプは英国のプリマドンナ、マーゴ・フォンティーンがティップ・トゥで立つ優美な姿をイメージしたものだそう。1993年のハノーバーメッセにおいてデザイン賞を受賞しました。
グラスのステム(脚)部分の細く長いシルエットが特徴で、これは「バレリーナ」の優雅な立ち姿をイメージさせます。
華麗な装飾が特徴でありながら男性的な力強さを感じさせるクリスタルガラスのカットグラスに対し、素材の丈夫さとは裏腹に繊細で柔らかなラインが女性的な魅力を醸し出すロブマイヤー、、、なんとも対照的です。
熟練の職人が「宙吹き」という手法で作り上げるボール部分のエレガントなカーブはバレリーナシリーズならではの美しさです。
飲み口部分はさらに薄く仕上げられており、口をつけた瞬間思わず「あっ・・・」と思うはずです。
私もこの口当たりには大変驚きました。リーデルのソムリエシリーズと比べても口をつけた時の感覚がまったく違うんです。
口元にあたるガラスの薄さのおかげで、ワインの温度やなめらかさをしっかりと感じることができます。ワインやシャンパンなどの風味を最高に引き出すように造られているのですね。
アルコール以外でも素材にこだわったジュールはもちろん、水でさえその味わいやなめらかさの違いがわかるはずです。
大げさなように聞こえるかもしれませんが、そんなことはありません。口をあてるとその繊細さに誰もが言葉を無くします。
「バレリーナ」シリーズはワイングラスとしてデザインされています。ワインの種類や熟成度などによってグラスを選ぶ事になります。
ただ、私がおすすめするのはワイングラスの基本を踏まえつつもお好みの形状のグラスを選ぶということです。
バレリーナシリーズはどれも美しいシルエットで観賞用としても楽しめる言わば工芸品です。
最初の一脚は自分の好みのものを選ばれてはいかがでしょうか?
余談ですが私の最初の一脚はシャンパン用に「チューリップ トール」(上の写真:左から2番目)を購入しました。続けて赤ワイン用にオールマイティーに使える「ワイングラスⅢ」(上の写真:右から6番目)を選ぶことに。
分かってはいましたがやはり「美しい」の一言です。バレリーナ沼に片足を突っ込んでしましました・・・
高級ワイングラス「バレリーナ」シリーズ
特別な人や自分自身へのご褒美として自信をもっておすすめする商品です。
いじょう